自分の頭で考える

私たちの周りには本当に日々、情報があふれています。
 
そんな中で、情報を正しくとらえ、判断するスキルの必要性が高まっていると感じます。
 
「操作的な情報」「恣意的な情報」
 
が増えているからです。
 
たとえば、
「高齢者のブレーキ踏み間違えによる事故」
が最近よくニュースになっています。
 
このニュースから、
「高齢者の事故が最近増えている」
という印象を受け取っている方も
多いのではないでしょうか。
 
私もそうでした。
 
しかし、統計を見ると、
高齢者による事故の絶対数は、
実は年々減っているのです。
 
このように、マスコミであっても、
事実を正確に報道するというより、
意図をもって恣意的にニュースを
報じている側面があるのです。
 
情報をビジネスにしている
マスコミでさえそうなのですから、
私企業や個人の方から発信される情報の
恣意性はより高いととらえるべきです。
 
では、
このような情報を日々受信する私たちは、
どのようなスタンスで臨むべきでしょうか。
 
それは、
「自分の頭で考える」
ということです。
 
ビジネスの世界では、
クリティカルシンキングとも
呼ばれますが、
情報をそのまま鵜呑みにせず、
「この情報にはどのような
意図が含まれているのか」
など、
多面的な思考で本質をとらえ、
自分なりの判断をしていくことが大切です。
 
マニアックで恐縮ですが、
自分の頭で考えるための
スキルをまとめた超絶おすすめ本を
ご紹介します。
 
「知的複眼思考法」
 
一見固そうな本ですが、
凄く読みやすいですし、
私個人的にはこの本で人生観がちょっと変わった、
というくらい、影響を受けた本です。
 
よろしければ。