最近、リクルート系の某社で、男性に育休を5日間取得されることを義務化したと日経新聞に出て、もてはやされていました。
でも、3か月育休を取得した当事者として言いたいことがあります。
それは、3週間未満の育休は、ただのバカンスだ、ということ。
最低3週間以上取得しないと意味がない、と私井上は考えます。
それはなぜか。
それは、3週間以上の育休を取って初めて、「業務の引継ぎ」が発生するからです。
引継ぎが発生することで、完全に自分の担当が外れる。完全に仕事を離れる。
これで、女性と立場がフェアになります。
業務の引継ぎは、当人のキャリアの断絶となり、相応のストレスを伴う、キャリアリフレクションの機会となります。
これこそ、育休の1つの本質であり、企業が女性にも男性にもフェアにキャリア推進をするのであれば、不可欠な要素ではないかと、私は考えています。
ということで、リクルートコミュニケーションズさん、ぜひ3週間以上義務化を、やっちゃいましょう。