「通信講座」と「単なる教材」の違いとは

こんにちは、オンユアマーク井上です。
 
  
前回は、通信講座の8つの魅力についてみましたよね。
 
はやく、通信講座を作りたい。
そんな気持ちがわいているのではないでしょうか。
 
では、早速作っていきましょう。
と、その前に、ぜひ一度考えてみていただきたいことがあります。
 
「通信講座」と「教材」の違いってなんでしょう?
どちらも、離れていても、一人でも、受講可能ですよね。
 
動画の有無?
 
いえいえ、最近は書店で販売している教材系書籍(ムック)でも、
DVD付きのものも増えてますよね。
 
それでは、いったん読むのを止めて、じっくり考えてみてください。
(個人ワークタイム・・・めやす5分)
 
 
 
■答え
いかがでしたでしょうか。
では、正解です。
 
「通信講座」と「教材」の違いは、
ずばり、
 
「サービス」と「モノ」の違い
です。
 
 
 
 
通信講座は、サービス。
教材は、モノ。
 
先に、わかりやすい
「教材=モノ」のほうから考えてみましょう。
 
教材は、基本的には「学習可能なツール」です。
意欲があれば、
それで独学を進めることができますが、
やるもやらぬも、あくまで自己責任。
 
わからないことがあっても、
解決するのは自分自身です。
 
それに対して、通信講座は、
「学習成果にコミットするサービス」。
 
運営側は、学習者がその目的を達成できるよう、
多面的に支援します。
 
例えば、モチベーションをキープするのも1つの役目ですし、
質問があれば回答するサポートもつけます。
 
副教材やスクーリングなどで実技指導したり、
テスト対策講座を設けたりして、
実務習得やテスト合格まで、コミットします。
 
この、サービスとモノとの違いを他のものに置き換えると、
例えば、ホテルとマンションとの違いなどがわかりやすいでしょうか。
 
マンションは、単なるモノなので、住まう人が、
セルフサービスで家具をそろえ、食事を作り、
洗濯をしなくてはなりません。
 
でも、ホテルは、サービスなので、
荷物を部屋まで運んでくれ、食事が提供されて、
クリーニングもしてくれます。
 
「快適に過ごす」という成果を保証してくれるのです。
 
イメージわきましたでしょうか。
 
■では、ここで次の問題。
 
それでは、究極の通信講座とは、どんな通信講座でしょうか。
それでは、再び読むのを止めて、じっくり考えてみましょう。
(個人ワークタイム・・・めやす3分)
 
 
 
■答え
 
では、正解です。
究極の通信講座とは、
「成果保証付き講座」です。
 
サービスの延長線上に、
成果保証があるのです。
 
資格試験対策であれば、合格保証。
趣味の講座であれば、満足度保証。
キャリアアップ支援講座であれば、仕事保証。
 
だって、そうですよね。
受講者は、別に、
教材の内容を学習することが目的ではない。
 
その先の、理想の生活をするために、
手段として、あなたの講座を受講するわけです。
 
理想の生活に無事に至れることが何よりも求めらます。
ちょうど、ライザップのようなものです。
 
ライザップは、
「ダイエットの成果保証」(結果にコミット)
で有名ですよね。
 
最近では、
「いかなる理由でも、納得できなければ、30日間であれば、全額を返金」
という制度を実施しているようです。
 
このように、成果や満足度を保証してくれる講座は、
単なる教材とは圧倒的に別のものとして、顧客に歓迎されます。
 
逆に言えば、成果や満足度を保証するためには、
どのような教材と付帯サービスを組み合わせて講座を設計すべきか。
それを考えることが、「最高の通信講座」を
開発することに他ならないのです。
 
 
ちなみに、ライザップは最低単価がン十万円。
期間は2か月です。
 
通常のスポーツクラブであれば、
月額1万円程度で通えますから、10倍以上の値段の開きです。
 
通信講座も、たとえば市販の書籍教材と同じようなテーマであっても
単価はやはり10倍以上するのが一般的。
 
その単価の差は、この「結果にコミット」の
差にあるといえるのです。
 
逆に言えば、単なる「モノ」を送るだけで結果に
コミットできない通信講座は、教材に毛が生えただけの、
「名ばかり通信講座」なのです。
 
 
それでは、最後のワークです。
 
■ラストワーク
 
「成果保証」をする、もしくは限りなくそれに近いことをするために、
貴方が教えたいカリキュラムにおいては、どんな教材、
付帯サービスをセットするとよさそうですか。
 
返金保証制度は可能でしょうか。
(個人ワークタイム・・・めやす10分)
 
 
いかがでしたでしょうか。
講座の構想がわきましたでしょうか。
 
YES、であれば、今回の講座をやった甲斐がありました。
今日のゴール、達成です。
パチパチパチ。。。
 
今日の最後に1つポイントを。
 
 
実は「成果保証」は、
究極のマーケティングツールでもあります
 
 
私が1社目に勤めたスクールでは、
ある講座に、
「合格保証制度」を付けました。
 
講座をちゃんと最後まで修了し、
試験を受検して、落ちたら、全額返金。
 
そうしたら、その制度の告知を始めた途端、
売上がそれまでの3倍に跳ね上がったのです。
 
そして。
 
気になる返金率は、1%にも満たなかったです。
 
これは、資格試験というのは、
講座をまじめに受ければ、基本的に受かるということでもあるのですが、
とにかく、マーケティング的にはこの制度は大成功でした。
 
もし、あなたの講座でも、全額返金などの思い切った
成果保証制度ができるのであれば。
 
それは大いなる販促の武器になるはずです。
 

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