年始のこの時期、
今年の抱負や年間計画を立てようとされている方も
多いのではないでしょうか。
でも
「抱負や年間計画ってどうやって立てたらいいんだろう。。。」
という方もいるかもしれません。
実は、この年末に一番多かったご相談事項でもあります。
そこで、1つの手法をご紹介します。
これは、私が企業のキャリアデザイン研修を行ったり、起業家の方のビジョンのコンサルをしたりする際に活用している手法です。
(1)まずは先々を見渡す
いきなり今年の抱負に入る前に、まずはもっと先のことを考えます。
たとえば、5年後、10年後の自分がどうなりたいか考えてみる。
その時に役に立つのが、未来年表というサイトです。
https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/
ここには、将来起きるであろうことが年代別にまとめられています。
たとえば、「2030年」で検索すると、
「 日本の人口が2005年より1000万人減少し、 5人に1人が75歳以上となる超高齢社会になる」
「病気になったら治療を受ける医療から、 発症を予測し抑え込む医療へと転換。 がんや生活習慣病が発症する4-5年前に正確に予測できるようになる」
などと出てきます。
自分にとってキリの良い年代を短期、長期で2つ程度検索し、その時の社会の様子を
「へーほー」
などとうなりながら感じます。
(2)先々の社会の中での自分を考える
5年後、10年後の社会を見渡し、感じたうえで、
「じゃあ、そんな未来に、自分はどうあるべきだろう」
「今の仕事はどう変化していくべきかな」
「どんなお客様からの要望の変化が起きそうかな」
「その時の自分の理想の生活スタイルはどんなかな」
などと考えます。
付箋などを使って書き出し、「生活」「仕事」などカテゴリ別にまとめたりすると頭が整理されやすいかもしれません。
(3)そんな未来の自分に向かって、今年どうすべきかを考える
将来の自分をなんとなく描けたうえで、ではそんな自分になるために、今年の自分はどう過ごすべきか、何を達成すべきかを考えます。
以上です。
この手法のポイントは「社会の変化をとらえる」ということです。
自分が今携わっていることがその変化の中でその重要性を増すのか、それとも自然淘汰されるのか。
理想のライフスタイルはどう変化するのか。
そんなことを考えるための刺激やヒントになれば幸いです。